耐風性能
2005年8月末にアメリカ南東部を襲ったハリケーンカトリーナから、ディーズルーフィングはホームオーナー達をその甚大な被害から守りました。
基材のジンカリウム鋼板は軽量で耐久性に優れた素材
ジンカリウム鋼板とは?
ジンカリウム鋼板(アルミニウム55%、溶融亜鉛43.4%、シリコン1.6%)合金皮膜鋼板は
通称“ガルバリウム鋼板”を呼ばれている高耐蝕性・耐熱性・熱反射性と加工性を合わせ持つ鋼板と同じ組成の鋼板です。
ジンカリウム鋼板(AZ150)は、亜鉛鉄板(Z27)との耐久比較において3~6倍耐久性が優れております。
軽い屋根材は長期優良住宅などで必要とされる耐震強度をとろうとする時、
壁量に対しての強度を少ないコストで間取りに自由度を与える事ができます。
軽量なディーズルーフィング屋根材は地震の揺れを軽減
温もりのあるセラミックコートを施したディーズルーフィングは再塗装不要。
セラミックコートとは、日本でも古くからある“釉薬”と呼ばれる着色方法です。
色を生成する色粉とガラスの素が700℃~1250℃以上の高温酸化焼成という焼きの工程を施すと、
色粉がガラスに封じ込められ、これによって長期的に色彩を維持できる着色方法です。
陶器瓦や磁器タイル、お茶碗や茶器などに使われています。
※瓦以外の通常屋根材は樹脂焼き付け塗装という200℃前後でアクリルやポリエステル樹脂などに顔料を混ぜた接着方法ですので、
樹脂の寿命とともに顔料が風雨で流され色褪せてきます。
通常の鋼板屋根とディーズルーフィング屋根との比較
2005年8月末にアメリカ南東部を襲ったハリケーンカトリーナから、ディーズルーフィングはホームオーナー達をその甚大な被害から守りました。
1994年と2003年に発生したカリフォルニアの大火災でディーズルーフィングはその性能を信じたホームオーナー達の財産を守りました。
表面に施された自然石粒は、屋根材接合部の毛細管現象や強風時の水の横走りが発生しにくい構造で優れた防水性能を発揮します。
表面の自然石粒の強い摩擦抵抗と石粒自身のもつ蓄熱の特性によって雪止めなしでも雪が大きく滑雪する心配がほとんどありません。
冬場での雪処理のわずらわしさや雪下ろし時の作業の安全などに大きく貢献しています。